ふくらはぎの養生

ふくらはぎの養生

夕方になると足がパンパン。靴がきつい。
くつ下の線がくっきりはいる。触るとひんやりする。
寝ていて足がつる。などなど

治療院でもよくある、ふくらはぎの不調のお話しを
西洋医学と東洋医学の両方から見てみます。

立っているとき、血液は重力で下半身にたまりやすくなります。
ふくらはぎの筋肉は、歩いたり動かしたりするたびに
静脈をしぼるように圧迫し、血液を心臓へ押し戻す
ポンプの役割を果たしています。

静脈の中には逆流を防ぐ「弁」があるので、
押し上げられた血液は下に戻らず、
心臓へ向かいます。

この働きから、ふくらはぎは「第二の心臓」と
呼ばれることもあります。

逆に、長時間動かずにいるとポンプが働かず、
むくみや血流の滞りにつながります。

東洋医学では、体の中を巡る「気」と「血」の流れを大切にします。
気には血を動かす力があり、体を動かすことで気血の巡りも保たれます。

2000年ほど前の医学書『黄帝内経』には、

『久しく坐すれば肉を傷り、久しく立てば骨を傷る』

長く座り続けること、長く立ち続けること。
どちらも体を傷めるという教えが書かれています。

また、東洋医学では余分な水分の滞りを
「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
湿邪は重く、下へ下へとたまる性質があるとされ、
足のむくみや重だるさはその代表的な表れです。

【今日からできる小さな養生】

🌿 デスクワークの合間に、かかとの上げ下げを10回
🌿 立ち仕事のときは、ときどき足踏み
🌿 寝る前に、足首をゆっくり回す
🌿 足を冷やさない

「ちょっと動く」をこまめに入れて、ふくらはぎにもいたわりを♪