「秋だなぁ」と感じる食材のひとつに、れんこんがあります。
母方の祖父は、専業農家でしたが、
泥田に浸かって、れんこんも掘っていました。
シャキシャキで糸をなが~くひく、
とれたてのれんこんが、懐かしいです。
東洋医学では、体の熱をしずめ、
胃腸を整える食材とされています。
「根っこの食材だから、体を温めるんですよね?」
と聞かれることがありますが、
食材が体を温めるか冷やすかは、地上にあるか地下にあるかではなく、
その食材が持つ「五性」で決まります。
れんこんは五性「寒」、ごぼうも五性「涼」。
どちらも根っこの食材ですが、体の熱をさます方向に働きます。
「秋に残った体の余熱をしずめながら、
胃腸を整えてくれる」と考えると、
しっくりくるかも知れません。
生のれんこんには、余分な熱をとって
血の巡りを落ち着かせる働きがあるとされています。
秋に、乾燥で喉がイガイガしたり、空咳が出やすくなった時、
れんこんを食べるのも、おすすめですよ。
🌿薄切りにしたれんこんをごま油と鷹の爪で炒め、
少しのお醤油を加えてシンプルに仕上げるだけ。
鷹の爪を加えると、れんこんの寒性をやわらげてくれます。
🌿れんこんをすりおろし、かるく水気を絞り、
片栗粉を加えてよく混ぜ、ごま油をひいたフライパンで
両面をじっくり焼く。
すりおろすと、もちもちとした食感になって、
噛む力が弱いときや、胃腸をいたわりたいときにも
食べやすい一品です。
焼きあがったら、お醤油をさっとまわしかけてどうぞ。
生姜をのせると、温め効果がプラスされます。
秋の風が吹き始めたころ、ぜひ、れんこんを食卓に♪


