少しづつ日が長くなってきましたが
寒い毎日ですね。
風邪をひかない予防に、または風邪のひきはじめに
体をいたわる食材を、いくつか取り上げてみます。
食材の性質もヒントに、元気の素を養ってくださいね。
風邪(ふうじゃ)には、大きく分けて
『風寒』と『風熱』のタイプがあります。
風寒は、背中がゾクゾクして寒気を感じる風邪で、
体を温める性質の食べ物をとります。
風熱は、のどが渇いたり痛んだり、熱気を感じる風邪で、水分を補給し、
からだの熱を冷ます食べ物をとります。
🔶ごぼう 熱を冷まし、のどの腫れや痛み、痰のからむ時に。
🔶ゆり根 呼吸器を潤す働きがあるので、咳がでたり痰がからむ時に。
🔶大根 のどの痛みや咳き、痰(たん)がからむ時に。
風邪で弱った胃腸の調子を整えます。
🔶ねぎ 血のめぐりを良くし、発汗をうながします。
寒気がするとき、発熱時にも力を発揮します。
🔶しょうが 発汗をうながし、胃腸の働きを高めます。
寒気がするとき、発熱時にも力を発揮します。
🔶葛(くず) 葛根湯の主成分で、胃に優しく血行をよくします。
体を潤す性質があります。
寒気を追い払い、首や肩のコリを緩和します。
🔶梅干し 胃腸の働きを整え、疲労を回復します。
のどの渇きを癒します。
🔶ミント 胃腸の働きを整えます。熱い薄荷(ミント)茶を飲みながら
蒸気吸入すると、鼻づまりが緩和します。