そっと結ぶ、梅物語

そっと結ぶ、梅物語

猛暑続きで、夏バテされていませんか。

東洋医学では、昔ながらのすっぱい梅干しは、
日々のからだをやさしく整えてくれると考えられています。

昔から、「梅はその日の難逃れ」といいますが、
戦へ赴く武士たちも、懐に梅干しを忍ばせていたと言います。
そのすっぱさは、疲れた体に力を与えるだけではなく、
“難を逃れる”お守りのような存在でもあったようです。

私自身、おなかの具合が悪い時には、
何よりも「梅干し」を頼りにしています。
熱湯に、すっぱい梅干しを一粒入れて飲むと
じーんとからだに沁みこんでゆくように感じます。

夏バテ気味で食欲がない時には、梅おにぎりを。
ごはんに、梅一粒と、塩少々に、白ごまやしそなどお好みで。
おにぎりを結ぶてのひらは、気エネルギーに満ちた部位です。
そっと元気を吹き込んでくれそうです。

今日のひと口が、明日の心を整えてくれることもありますね。
明日、元気になあれ🍙